映画のこと書く

2015年1月9日

そういえばこのブログ、昔の日本映画のこと書くために始めたのに、
カメ日記なんかに占領されつつある。

なのでまた映画のこと書きます。
次回からね。

とりあえず、映画じゃないんだけど「俺たちの旅」のスペシャルが集中放送
されていたので、

「俺たちの旅、十年目の再会」 1985
「俺たちの旅、二十年目の選択」 1995
「俺たちの旅、三十年目の運命」 2003

本編は1975年~76年。自分は再放送で観た世代です。

十年目の主役は「オメダ」(田中健)
女房の実家に住むことになったオメダが家出して、カースケ(中村雅俊)、
グズロク(秋野太作)、真弓(岡田奈々)と探しにいくというストーリー。
田中健はこの翌年、古手川祐子と結婚し、彼女の実家に住みます。
なんか暗示してます?

二十年目の主役は「カースケ」
まあ、時代が時代だから設定も服装もバブリーです。
本編の頃主な出演者の年齢が20代前半だから、この頃40代。
いわゆる脂ののった時期。ニッポンもアブラぎった時期。
カースケはマジョルカへ~。

今、三十年目を観ながら書いてます。
順当な2005年より2年早いのは、日テレの50年に合わせたのかのかな?
バブルはすっかり消え、秋野さんなどは枯れた雰囲気を出しています。
真弓ちゃんこと岡田奈々もさすがにキュートな年齢じゃありません。
(ちなみに真弓ちゃんは、子有りバツ2)

同窓会などで昔の友人に逢うのは、それは楽しいのです。
年齢相応に見えようが見えまいが、
今どうであるかとか関係なく、共有の思い出と、
同じだけ使った時間がありますからね。

ところが、役者さんがこんな同窓会的に「実年齢」の自分を
演じるのってどうなんでしょう?
たとえば、この前の「カーネーション」でも
糸子の尾野真千子や優子の新山千春は高校生ぐらいから50代ぐらいまで
演じるわけです。多少無理もありますが、それが芝居、役者ですよね。

それぞれが10年経った姿を演じる、逆に難しいことだと思います。
役者としてのテンションが外れてたら合いませんからね。
その意味でこの三作はとてもいいです。
あーこうなるんだって、本編を知っている人間が納得できます。

さて、来年2013年、2015年でもいい。
四十年目は出来るのかな~。
三人ともまだお元気だし、ワカメ(森川正太)、と真弓ちゃんもOKだよね。

あーでも、このドラマ観ているとカラオケで小椋佳唄いたくなるよ~。

Martes,diez de abril 2012

(Hatena::Diaryより転載)