TEAC AD-RW900使用レビュー

2015年1月9日

昨日購入したデッキが届きましたので少しレビュー。大雑把に機能を説明するとカセットデッキ、CD-R、USBのインターフェースがあり、カセットの音をデジタル化することができます。そのデータをCDに焼くこともできるし、PCやUSBメモリに送ることもできます。面白いのはフォノイコライザーが付いていてレコードプレーヤーも繋げます(MMのみ、価格的に当然)。これをセレクターとしてプリアンプのように使うこともできます。

Amazonのレビューでは、結構ネガティブな書き込みが多くて、例えば

  • 動作音が大きい
  • ワウフラッターが大きい
  • すぐ壊れた
  • CDに焼く時のデバイドが上手くない
  • ドルビーがBしかない

などなど。自分の感覚では動作音やワウフラッターは許容できる範囲で、音が揺れるのは逆に録ったデッキの性能とテープの経年変化かと思います。全体的にちゃちいのは価格からみて仕方ないのかな。そんな中でもTASCAMのボタンの雰囲気を継承してたり頑張っていると思います。
実はTEACの業務用ブランドであるTASCAMでは、CC222-SLMk2という製品を出していて、実勢価格が約60000円と本機の倍します。耐久性や基本性能は当然こちらの方が期待できるのでうるさ方はTASCAMを選べはいいと思います。

つまり価格からみたら十分リーズナブルで、耐久性は使っていかないとわかりませんが、とりあえず及第点はあげられると思います。まださらっと聞いただけで、今後テープのデジタル化など試してまたレビューします。