時代映画

2015年1月9日

昨日は一行しか書けませんでした。
夜書き足そうと思ってたのですが、帰ったら遅くて、まあそれでも一日分にします。

さて続きです。
歴史上の真実を映画で再現するのは無理です。
誰も知らないのですから。
というより、真実を表現することが無理ですね。
必ず誰かの主観で観ちゃうから。

話はそれますが、「羅生門」はそういう見る人による事実の違いを題材にしています。
我々の日常でも誰も嘘をついていないけど話が違ってくることはありますもの。

戻って、歴史のことですが、そういう理由で
時代映画というのは歴史をテーマにした作り物だと認識しなくてはいけません。

時代考証を綿密にやる映画も、いいかげんな映画もその点では同じです。
しかし、それによって表現できるものの幅がかわってきます。

大切なのは観る人間がそこから何を感じて、想像できるかということでしょうね。

(Hatena::Diaryより転載)