消費税

2015年1月9日

来年から消費税が上がることが決まりました。うちの社長は前から「内税」が嫌いで、どうしようかって話しています。まあこれからいろいろ大騒ぎになるから静観しましょうよと言ってるのですが。お客さんの立場で言えば税金を含めて払う価格だから内税の方がわかりやすい。ビールやタバコの税率が飲み屋の話題にはなるけど、税抜き価格がいくらだから購買を止めるなんてことにはならないでしょう。商売の場合、材料の原価などがみな外税でくるので小売の単価も外税で考えたいっていうのが本音です。まあこの先は外税になってゆくと思いますが。

安倍総理が昨晩テレビに出ていて、消費税の増税は社会保障費に充てるので法人税増税の前倒し廃止や5兆円の経済対策とは別だと言ってました。お金に色はないので国民からみたら一緒くたですけどね。経済対策なんていったってそれを虎視眈々と狙ってる連中が分捕りあう構図ができているのだからそうそう下々には廻って来ません。賃上げのできている(利益の上がっている)企業をより肥やすだけだと思いません?貧乏人には1万5千円あげるからねって、バカじゃないの?砂漠に水まくようなことまたやろうとしてる。

僕は増税には賛成です、いますべきじゃないなんていい続けている人もいるけど、すでに遅すぎるんだから。
ただ、もっとスッキリとできないものかと思ってしまいます。ということで3つ意見を。

1.きちんと税金とってよ
公明党は軽減税率に積極的なようです、軽減税率もいいのだけど今のずさんな捕捉ではダメですね。早急にインボイスを導入すること。マイナンバー制度も不可欠。太閤検地っていうか棚卸っていうか今の制度の機能不全を正してほしい。

2.政治の条件闘争にしない
「○○をするなら△△についてきちんと対策を打ってほしい」というようなことで話が前にすすまない。税収が不足してるんだからどうにかしましょうよ、て話がだんだん複雑な駆け引きになって何十年もやっている気がします。選挙のために有権者の利権を守らなくてはいけないから仕方ない面もあると思うけど。そればっかで堂々巡り。選挙制度改革なんてその辺を切り込まないとどうしようもないんじゃないかな。

3.我々も・・・
3%の消費税増税で大騒ぎだけど、税金や公共のお金で知らず知らずにむしり取られているものってもっとあると思う。原発を動かす動かさないでもたもたしている間に電気代は上がってしまう。車にかけられているいくつもの税金はほとんど解消されない。物品税だってタバコや酒だけじゃないいろいろ取られているし、税の控除は減り続けている。選挙で選んだ連中が法律でもって行うのだからあまんじて受け入れるしかないけど(民主主義法治国家)、不満なら、どうしたらいいの?何が良くないの?解決策は?ってことを真剣に考え続けて、自分たちの権利を行使するしかないでしょう。政治家だけが悪いんじゃない、投票率の低さは我々のレベルなんですな。

ところで昨日iPhoneの機種変してたときに、来年の4月以降の割賦はどうなるの?って聞いたら、初めて聞かれましたでも変わらないはずです。って返答でした。考えてみたら昨日の時点の売上(総額)に税がかかり、借金を返済するわけだからそうですね。携帯の割賦って借金の感覚がないって身を持って感じました。

Miercles,dos de octubre 2013

(Hatena::Diaryより転載)