最近、もうひとつ

2015年1月15日

先週、つげ義春の短編集の文庫本を本屋で見つけました。つげ義春は名前は前から知っていましたがほとんど読んだことがありませんでした。半年ぐらい前図書館で「無能の人」を読んで不思議な感覚に魅力を感じていました。
短編集は「ねじ式」というつげを代表する漫画を始め、「ゲンセンカン主人」などの傑作がそろっていました。

もっと読みたい私は、一昨日高円寺にいった際、古本屋で「つげ義春作品集」というこれは装丁も立派な古本をみつけて即購入しました。ちなみに発行時(昭和50年)に3000円の品が4000円でした。
これにも短編が(つげ作品は基本的に短編で、「無能の人」は連作で異色作)収められていて、「ねじ式」も入っていました、しかも二色刷。「ねじ式」は書き直しが何回か入っているそうなのですが、確かに文庫のとは違います。

今はこれを寝る前に読むのが楽しみです
ちなみにローテーションは、朝は新聞、帰りは昨日書いた「日本の喜劇人」、ナイトキャップにつげです。

(Hatena::Diaryより転載)