危険はいっぱい、認識しようよ。

2015年1月22日

笹子トンネルの事故、自分も何回も通ったことがある場所だけにひどいことが起きてしまったなと感じています。亡くなられた方のご冥福、怪我された方のご回復願っております。

こういう大きな事故が起こると他はどうなんだって大騒ぎになって、今回の件でも、早速首都高の天井にボルトの欠陥が見つかったニュースが出ております。

前にこんなエントリーを書きました、僕みたいなボンクラでも7年前にインフラの老化を憂いています。
少しサボっていました。 – たけいちろうの日記

思うになんでも一過性で大騒ぎしてその後冷めちゃうことが多すぎると思うのです、もちろんマスコミや我々大衆レベルでです。2005年のブログを書いた時には「姉歯の耐震強度偽装」でした。今思うと、この時のマンションがその後どうなって、震災でどうなったとかあまり追いかけていないですよね。

食品の異物混入とか、消費期限の偽装だとかその時は蜂の巣を突いたような騒ぎになるけど、1ヶ月もすると違う話題で盛り上がっちゃってる。

先程、マスコミや我々大衆レベルと書きましたが、逆に当事者は大変だと思うのですよね、他に優先することがあるのに時の話題で一斉点検させられたり。

これからも起こるであろう被害を最小限にするために有効なのは、シロウトがいちいちピーピー騒ぐことじゃなく、携わっている人の邪魔をしないことじゃないかな。
もちろん行政や、運営している機関は最良の行動をして欲しい。

考えてみれば世の中危険がいっぱいです。住んでる建物だっていつ倒れるか、交通機関だっていつ壊れるかわからない中生きているんです。でもそういうもんじゃないかな、いざとなったら仕方ないです。

飛行機乗る時って誰でも、「落ちるかもしれない」ってほんの僅かでも考えると思うのです、それと同じで生きている以上事故や災害にあう可能性はある。
「絶対の安全とか安心はない」って当たり前でしょう。