タバコ屋と専門性

2015年1月9日

キューバ行って以来ときどき葉巻やシガリロを吸っています、といっても月に1~2度で常習性のない範囲です。
新宿の紀伊国屋の建物に入ってる「kagaya」ってところがいろいろあるのでたま~に買いにいってました。
毎週のように新宿界隈には行っていても紀伊国屋方面はちょっと方向違いで、できれば近くで買えないかなって思っていました。

京王線の柴崎には深大寺通りという江戸時代からの甲州街道から深大寺への近道(といっても2kmぐらいあります)があって、そこに寂れた商店街があります。
文字通り、角のタバコ屋があって「パイプ、葉巻あります」って張り紙がしてあるから一度聞いてみようと思っていて、先日意を決して聞いてみました。

「シガリロってあります?」おばちゃん(看板娘)はきょとんとした感じ、「細い葉巻」って言ったら奥にいっていくつくか持ってきてくれました。
「私、葉巻全然わからないから」

ああそうなんだよな、タバコは完全に目的買いでお客さんが自分の吸う銘柄を買っていくからお店に勧めるスキルはいらない。自動販売機でいいわけですよね。でも葉巻はいろんな種類を吸ってみたい、聞いて確認したい品目であるのです。
もちろん特定銘柄を吸う通は別でそういう人は市街で葉巻買わないと思うんですよね。

ワインやスピリッツに近いのかも知れません。
せっかく葉巻扱える環境にあるのにその売り方じゃだめじゃん、宝の持ち腐れ。

でも、これって自分達もやっているんですよね。外からはわかるけど実際に自分がそういう環境にあるって気づかない。

自分自身の反省です。今こんなことに感心がある、スペイン語とか中南米とかね。スペイン語のお酒を売ってた頃にこの情熱があったら役に経ってたはずなのに。そこをひっくりかえすと今はどうなの?

さて、買ったシガリロは「モンテクリスト クラブ」わりと有名なキューバ葉の葉巻です。ちょっと辛く感じるのは保管が悪かったのかな。
ワインセラーでちょっと加湿します。

(Hatena::Diaryより転載)