寅次郎の青春

2015年7月1日

旧 3月3日 大安

今夜、衛星劇場でかかったのが「寅次郎の青春」でした。
45作目です、48作の「寅次郎紅の花」も傑作なのですが、私は後期作の最高が
この「寅次郎の青春」だと思います。

この作品で、満男と泉の恋愛にひとつのけじめがつきます。
東京駅のキスシーンはなんともいえません。

何度も観てますが、今日も新しい魅力を感じました。
今日見つけたのは、風吹ジュン演じる蝶子と泉(ゴクミ)の太ももの描写です。
これは単にいやらしい目でみるのでなく、こういう描写まで
この映画で取入れた価値があります。

蝶子の弟役で永瀬正敏が出演しています。
キョンキョンと結婚する前なんですよね。

これが1992年の年末の(1993年のお正月)映画です。
16年前の映画です。

月日を感じるようで感じないのは、
この頃バブル後の不景気であり、ある意味現在とちっとも変わりません。

ちなみに今作が笠智衆さんの遺作です。
(これ以降も「御前様」は風説で登場します)

(Hatena::Diaryより転載)