石油と中国

2015年1月20日

割り箸の供給が危惧されているそうです。中国産が原材の不足でショートして、国内の生産は既に大半が中国産との価格競争に負けて北海道の数社しかないとか。

ソバも供給不足になりそうだとか、もともと我々麺類好きの国にして、小麦、蕎麦の自給は低いです。地粉(国産小麦粉)なんて言葉があることからしてわかります。

いいときは、生産拠点を海外に移したり、海外の会社から輸入したりでウハウハですが、その国がいつまでも問題なく我々の消費財を生産してくれるとは限りません。

石油も中国の影響もあって急騰していますが、これは長引くのではないでしょうか。ガソリンは比較的早く相場に影響していますが、これから電気などのインフラ、交通機関、運送コストなどや、プラスチックなどの商品に影響が及ぶと確実にインフレになりますね。

中国の発展が世界のバランスを崩してくることはこれからも続くでしょう。アメリカやヨーロッパは「世界」という場で比較的長期的な視野で行動できますが、アジア人はだめです。目先の事ばかり見る傾向があります。ニッポンもアジア人です。
別にヨーロッパ人が偉いといってませんよ、歴史と宗教の差です。

(Hatena::Diaryより転載)