葬式は誰のため?

2015年1月20日

特定の宗教をもたない人が多いといいますが、家は○○宗だから葬式と法事はその宗派でやると言うところが多いのではないでしょうか。
でも初詣は特にその宗派の寺(や神社)にいくわけでなく、お祓いもそう、七五三は神式だし、結婚式はチャペルであげたり…。

それはそれで、今の日本の豊かさ平和さを示していていいと思うのです。つまり今の日本人は全く宗教を捨て去っていないけど、ちっとも原理的じゃない。もともと鎌倉時代以前に仏教の原理主義から離れていますからね。

お葬式をすると、死んだ人間は魂になってあの世に行きます。誰でも聞かされてきた事ですが、信じますか?あるかも知れない無いかもしれない。丹波哲郎のように確認していないとわからないです。
ただ、今の自然科学では証明できない。

けれど、過去の生きていくのが過酷な時代に、来世の利益(りやく)を示すことで、生きる希望を与えたことは人にとって有益だったかもしれません。

それで仏になったから、三途の川の向こうで休んでくださいってわけですが、今お葬式は基本的に死んだ人の為ではないですよね。

生きている人、喪主や家族のためにです。参列の人もきっとそういう事が多いと思います。

家族や年の近い友人など、自分と故人を重ねて悲しんでいる事もあります。やはり生きてる人の為の葬式です。

そんなんだったら、故人のために葬式はすべきなのか?

また、明日。

(Hatena::Diaryより転載)