食の安全

2015年1月15日

中国の雲南省でインスタントラーメンを食べた子供が中毒死したというニュースがネットに載ってました。
昔、インスタントラーメンが出た頃、大手の真似をして多数のメーカーがラーメンを作り、その中で古い油での中毒が問題になりました。
そこで、油の基準と、賞味期限(製品の油の酸化の問題)が義務になりました。
中毒っていっても死亡事故はなかったと思います。

日本では毎日、何かしら食品メーカー、飲食販売などの不正問題で騒いでいます。
間抜けな民主党に任せていないで、防衛省の問題の本質なんかをさぐった方がいいと思うのですがね。

日本で今出ているのは、主に
・日付の不正
・原料の表示の不正
です。目的は自分の製品を少しでも良く見せようとすること。誉められた行為ではありませんが、広告・宣伝の延長につながるのではないでしょうか。
もちろん、エスカレートしたらろくなことではありません。

ただ、騒ぎが食中毒でなく不正表示ばかりなのでこう感じるのです。
実際の食中毒って、大手の製品よりもその辺で起こるのですよ。家庭でも起ってると思うし。中毒を起こす菌はどこにでもあって、それの扱いで中毒は起こるから、手洗いや加熱の不備でいつでも起こるのです。
軽い頭痛や下痢だから気づかないってことも多くあります。
大手はその辺のプロセスは恐らくきちんとやっているから、シロウトよりは安全でしょう。

中国のラーメン騒動が事実だとすると、日本の今の騒ぎとは違う問題だと思います。もっともわれわれもカネミ米油や森永ヒ素ミルクなど過去に恐ろしい問題は起きています。
高度成長の負を今、中国が経験しているのだとすれば、先輩は何をすべきでしょう?

(Hatena::Diaryより転載)