気になること

2015年1月20日

地方の呼び方、北海道、東北、関東、北陸、甲信越、中部、近畿、中国、四国、九州 こんなとこでしょうか。

東北  東の北=場所
関東  関(箱根)の東=場所
北陸  北の陸=場所
甲信越 甲州、信州、越後=旧地名
中部  真ん中だから=場所
近畿  畿(都)の近く=場所
四国  四つの国=国の数
九州  九の州=国の数

こう考えると、関東が八州でもよかったはずだし、近畿は関西とも呼ぶし、九州が南西とかでも構わないのかなと思います。
ところで、中国です。

中国ってなんで中国なんでしょう?中部は確かに本州のセンターにあるような気がしますが、中国は西です。山陽、山陰という呼び方もしますが、山陰は裏日本みたいな響きで好きになれません。
延喜式という平安時代に決めたルールで中国と呼ぶという説もあるそうですが、違うという考えもあるようです。

昔の日本は関東や東北はあずま夷のいる田舎で、畿内から九州までという範囲でみて真ん中へんというあたりが正解だと思います。

現代はチャイナを中国といいます、これがやっかいです。秀吉が本能寺の変の後行ったのは「中国大返し」これは日本の中国(毛利)、その後の秀吉の大陸進出は「唐入り」。その頃の中国は「明」ですが「唐」というのがあの国をさす一般名詞だったようです。
外国ではチャイナ(英)とかシーヌ(仏)とかチーナ(伊)はOKだけど、日本人だけは「支那」はだめだそうです。
ラーメンより支那ソバ、メンマよりシナチクのほうが言葉としてルーツがわかりやすいし粋だと思うのですが。

(Hatena::Diaryより転載)