フランスが…

2015年1月22日

フランスで大暴動が起きています。隣国のベルギーやドイツにも飛び火しているとか、大変な騒動です。アメリカ対イスラムからなんか世界に移った気がします。こんなものが発火点で大戦争になったりしないのでしょうか。

この事を自分の国に振り返って、二つのことを思います。

一つは、他民族、多宗教で国家を形成するのは難しいということ、アングロサクソン方式、フランス(ラテン)方式、つまり区別(住み分け)と同化とあるようですが、どちらにしても困難です。日本も過去がどうだかより、中国や韓国という比較的文化的に近い国でも同化は無理です。

もう一つは、今の社会経済的な二層化がもっと顕著になり、世代をまたぐ問題になったとき、言い換えると、貧乏人は世代を越えて貧乏だということになると、この国にも新たな差別が生まれますね。

ただ、歴史的にはそういう社会が普通だから、戦争はなくならないのでしょう。

(Hatena::Diaryより転載)