靖国参拝

2015年1月22日

雨ばかりです、秋雨ってこんな降りますか?数日なら雨も好きですがいいかげんいやになります。
ところで、総理が恒例の靖国参拝をしました。今日は平服で、賽銭箱に自分で入れるなど少し気を使った参拝でした。
この前靖国問題を書いた時、コメントをいただいて意見を返さなかったのですが、リンク先の雰囲気で控えました。その事には直接関係しませんが自分の意見です。

その国がつちかってきた歴史、風土や信仰にあわせて国家を築くべきで、憲法やイデオロギーなんかはその後にあるものだと思います。
外交もそうで、自分が自分でないのに、まわりと仲良くしてもしょうがありません。

私は明治時代の体制や、国家神道はあまり良いと思いません。靖国神社は日本の多くの神社と違い、明治体制で創られた神社です。
日本の太平洋戦争を否定する今の憲法が唱える信教の自由は国家神道への否定が多いと思います。

バスや自転車でちょっと外出する時、注意すればお寺や神社をひとつも見ないで目的地に着くことは希です。ものすごい数の宗教施設に囲まれています。家庭や商店、会社には仏壇や神棚があるとこも多いです。
われわれは信仰の高い民族なのです。ただし日本の今の神道も大乗仏教も生者(現世)に都合が良く、戒律の少ない宗教です。

靖国参拝が戦前の体制を肯定して、憲法を改正して(改正は賛成だけど)、日本がまた軍事大国になる。というストーリーがあるかないか。これはないでしょう。
ただ、ゆるーいけどしっかりとした宗教が日本にもあることを否定するのは良くないと思うのです。

(Hatena::Diaryより転載)