俳優の顔

2015年1月22日

高峰秀子はテレビに出ること、ビデオで映画が流通していることが嫌いだと本で読みました。映画に出ることが自分の仕事だと考えていたようです。サイドビジネスや講演はしたようですが、銀幕以外で自分をあまりさらさなかったようです。
昔のえいがを観ていて、若尾文子は若尾文子、団令子は団令子です。あたりまえですが。衛映画のイメージのまま今に至ります。
先に今はおばあちゃんになった内藤洋子が三井住友(銀行か生命か忘れた)のCFに出ていました。いまさら大丈夫ですが、できたらやめといたほうがいいと思いました。

昔の俳優さんは自分のイメージを維持する努力として、仕事も選んでいたと思います。というより「私がそんな仕事するわけないでしょう」とお高く留っていて良かったんだと思います。

前にも書いたかもしれませんが小林桂樹は例のツーカーのCMは携帯が苦手な等身大の自分だから出てるとインタビューでいっていました。

そこで最近のCMの顔の話です。破綻した平成電電には人気俳優、高橋克典がでていました、彼のイメージで契約した人もいるでしょう。それとこれも繰り返しですが、消費者金融のアイドル達。あの業界は何割かの人を必ず不幸にし、恐らく借りなくてもいいお金を借りさせている可能性の高い業界です。
昔と今とでは環境が違うから、こういう風に並列に比較してもしょうがありませんが、CMというのは種類によっては自分をマイナスイメージにしないでしょうか?

今のところ、小野真弓や安田美沙子のようにサラ金CMからアイドルが出ています、何か間違っているような気がするのですが。
(パチンコ業界、特に東野英治郎のCMにも大変疑問がありますそれはまた)

(Hatena::Diaryより転載)