お金を払う

2015年1月22日

昨日の書き込みにコメントがついたので違った視点でもう少し書きます。

あれが公共放送の不祥事でなく、商品を供給する民間企業だったら、商品の不買ということになり企業は瀕するわけです。
ところが、NHKの商品は番組(コンテンツ)で、そのひとつ、ひとつが不買になる結果、料金を払わないという筋です。(実際は違いますが)

ところがもともと、NHKの番組を買わなくても隣のお店(民放)ではただでやっているのです。「あんな会社の牛乳は買わない」から他メーカの牛乳を買うという理屈が、放送ではほとんどはただなので、買うほうが普通じゃないのです。

物に値段がついてたり、ついてなかったりというのは、例えば、そば屋や甘味屋で結構いいお茶がでて、それをお替りしても大概お茶は無料です。喫茶店では、たいした葉っぱを使ってなくても烏龍茶や紅茶に値段がつきます。

違う例では、多くのとんかつ屋では、キャベツやご飯はお替り自由です。そういう店をそうとは知らず行くと「サービスいいな」と思うでしょう。ところがそれを知った後、お替りにお金をとる店にいくと「サービス悪い」と思うでしょう。

実際何にでもコストがかかるのです、お冷や(水)だって今時、冷蔵浄水器機使うからリース代、氷代がかかるわけです。

トータルでもうかればいいからそのあんばいですよね、お替り自由の店は、たくさん食べる人とそうじゃない人でバランスがとれればいい。
飲み放題とかも同じでしょう。

気持ちいいのは、お金を払う側と、払わせる側の価値が合う時でしょう。

グラスに宣伝のついてるビールはただで、宣伝のついていないビールは有料。NHKのサービスはそんなところです。本来なら、ビールがよっぽっどうまくないと誰もお金を払いません。

まとまりが悪いけどこんな事です。