20年と60年

2015年1月21日

日航機の御巣鷹の事故から20年です。
なのに、相変わらずトラブッています。
今年は散々やっています。

20年前の教訓は活かされてないのか?
ないでしょう、20年も経つと時代も会社も別物です。
日航だって飛行機を飛ばしている会社という点では継続していますが、
人も中身も別物です。
郵政民営化がありますが、国鉄を民営化したように、
半官半民だったJALも利益を考えて脱皮してきたのです。
そもそも人が造ったもの、便利で画期的な物にはリスクがあります。
たまに大きな事故があっても、仕方がないと思います。
肯定してるのではないですよ、
でも、火を使えば火事になる、薬を飲めば副作用がある。
みんなリスクです。

話がそれましたが、20年でも時間は物事を変えています。
ましてや、今年は戦後60年。
戦争を実体験(戦争に行ったり、戦前に働いていたり)という人は相当お年寄りです。
戦争中の子供も基本的にリタイアした世代。
戦後少し経って生まれたのが団塊の世代で、その方々も数年後リタイア。
日本の社会の大半は「戦争をしらない」国民です。

だから思考停止になるっていうのではなく、
その60年間の時間の変化と、少しでも正確な歴史を調べて、
日本を考える。そんなことが必要ではないでしょうか?

(Hatena::Diaryより転載)