小林桂樹

実は昨日の最初の書き込みは小林桂樹の話だったのですが、初日だから二つ書こうと藤原釜足の話を書いたら前のが消えちゃいました。
使い方をまだ把握してないので、情けない話です。

最近、小林桂樹の大きなポスターをよく見かけます。tu-kaの携帯電話のやつです。
「携帯はいらん、簡単、簡単といって簡単だった試がない」と怒るおじいちゃん、いざ携帯を片手に
「なんだ、簡単じゃないか」というあれです。

CMではいかにも頑固なじいさんですが、昔の映画ではのほほんとした人のいい役が多いです。
社長シリーズでは常に森繁社長の傍で秘書などを務め、後期作では、部長、次期社長と出世していきます。

日本沈没で、田所教授(日本が沈没すると唱えた人)役で、この時は融通のきかない人物役でした。

最近私が見た中で良かったのは、

「名もなく貧しく美しく」 1961年東宝
「父と子」 1967年東宝
小林桂樹と高峰秀子が聾唖者(おし、つんぼ)で差別や貧困に負けずに生きていくさまを描いたものです。幸いにも耳に障害のない子供を授かるものの
子育てに苦労し、最後にさらなる不幸が。
「父と子」はその後子供が成長し、健常者である自分、差別をうける父との葛藤を描きます。
小林桂樹、高峰秀子、田村亮、内藤洋子が聾唖者を演じます。
不謹慎な言い方だけど、怖くなるような演技です。すごいと思いました。

次は
「天才詐欺師物語・たぬきの中の狸」 1964年東宝(東京映画)
これは、小林桂樹がたばこ屋を騙すせこい詐欺師役を演じます。刑事役に三木のり平、ぶた箱で知り合う悪仲間に森繁久彌がいます。
社長シリーズで恋人、妻役の司葉子が女詐欺師で警察内で知り合い婚約しますが…。
悪役だけど憎めない、いい感じです。

小林桂樹は1923年(大正12年)11月23日生まれですから、御年81歳です。お元気そうでなによりです。
フランキー堺や三木のり平は既に鬼門に入りましたが、まだまだお元気で活躍してほしいと思います。

(Hatena::Diaryより転載)

藤原釜足

「藤原釜足」という名脇役俳優がいました。
もちろん芸名で、はじめ藤原秀臣だったのを、この名前に変えたそうです。
もちろん藤原鎌足にあやかって。

黒澤明監督の映画に良く出ています、その他東宝系を中心にとても多くの映画に出演しています。

沢村貞子と結婚していたことがあり、後によく共演する加東大介と元義兄弟ということになります。(沢村貞子の弟が加東大介)

ところで、戦争中に藤原鎌足のパロディを芸名にするのは不謹慎だということで
改名させられるのですが、それが「藤原鶏太」
鶏太-けいた-けえた(変えた)、というギャグだそうです。
転んでもただで起きないというか。

「社長シリーズ」の原作者が「源氏鶏太」という人(この方ももちろんペンネーム)なのですが、なにか関係があるのでしょうか。

藤原釜足は社長シリーズにもよく出ています。

(Hatena::Diaryより転載)

Al mal tiempo, buena cara

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