タクシーのニュースより~キューバの車社会を再考してみました

キューバタクシーの法律が変わるというニュースを見たので、ちょっとその辺について書こうと思います。これまでは全員公務員だったものを自営業者に変えてゆくということです。ちょっと前には輸入車の個人所有を許可する法律変更があり、確実に開放路線へ向かっていることが見えます。もっとも当の車の値段が2000万円以上とかで、全く手が出る状態ではないようです。

わかったような事をかいていきますが、たかだか数日旅行をして本を数冊読んだだけ。この国の車事情は複雑を理解しきれてるわけではありません、でも現時点で自分の知識をまとめておきます。間違ってる点や補足できることがありましたら是非コメントください。


キューバといえばアメリカ車の旧車です。50年以上前の車が生き残っている理由は、

個人間で取引できるのは革命以前に輸入された車だから

ヨーロッパの車も日本の車も走ってますがそれはそれなりの理由がある車で、一般民は旧車を大切にせざるをえないのです。それでも車を手に入れられるにはそれなりの職種と階級が必要だそうで、「金」だけでない共産主義の一面も感じます。

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上記2枚はハバナにて、このような旧車のタクシーは旅行者でも乗ることができますが多くは「乗合タクシー」として機能しているようです。

我々が一番多く乗ったのは旧ソ連製の「ラーダ」、この写真はタクシーではありませんが2台とも「ラーダ」です。元々がフィアットのノックダウンということでイタリアンデザイン。

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この昔のカローラのような顔をした車も旧ソ連製、トリニダにて。これもイタリアチック。

唯一乗ったアメ旧車がこの「キャディラック」、バラデロのホテルで呼んでもらいました。ちなみに残念ながら旧車の多くはエンジンを積み換えており、サスペンションもガタガタでワクワクして乗るような代物ではありませんよ。

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バラデロはリゾートで、基本的には働いている人と観光客(外人)しかいないので、こんな旧車もサービスで置いてあるのかもしれません。


日本でも白ナンバー、緑ナンバーなどいくつか色分けがありますがキューバでは、

白は、   政府高官
黄色は、  キューバ人の個人所有の車
オレンジは、外国企業所有の車か、そこに勤める人のもの
赤は、   レンタカー
水色は、  キューバの国営企業のもの
緑色は、  軍関係
エメラルドグリーンは、内務省
茶色は、  政府関係
黒は、   大使館所有の車か、外交官のもの

 こちらのサイトより引用いたしました)

ここで上の写真をもう一度みていただきたいのですが、ハバナとトリニダの車は「個人所有」、バラデロは「国営企業」のものとなります。じゃあハバナのタクシーは個人事業なんじゃないの?って思ってしまうのですが、先のニュースでは違う(国営)ようです。車は持ち込みで身分は公務員なのでしょうか?この辺はわかりません。


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ハバナにて、「シトロエン」(右端はラーダ)。オレンジナンバーだから、きっとフランスの企業関連のものでしょう。

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ハバナの博物館近くで、ルノー4(カトル)、青ナンバーなので国営企業所有ですね。


カラフルでバラエティーに富んだキューバの車たちに対し、プリウスとフィットばかり走ってる日本の道路の方が よほど共産主義っぽいのですが、ぱっと見るのと中身は大違いで、実際の事情は大変なようです。なにしろ未だ「個人の移動の自由」がない国ですから。

書くだけ書いたら、そうです「また行きたくなっちゃった」

Jueves,nueve de enero de 2014