モラトリアムと「つばさ」

旧 8月12日 先勝

亀井大臣の推進している「モラトリアム」が話題です。
モラトリアムは猶予という意味で、金融の返済の猶予を指します。
私に馴染のあるのは、大人になる前の猶予という使い方のモラトリアムです。
活字や映像の世界でもよくテーマになります。

NHKの連続テレビ小説「つばさ」が先週で終了しました。
中期以降週を重ねるごとに、退屈で暗いドラマになってしまいました。
なぜか、考えます。

このドラマでは、
週替わりで、家族や周りの人間がそれぞれ壁にぶつかり、それを破ってゆきます。
その手助けに主人公「つばさ」(多部未華子)が関与します。
壁を越えて成長するのは良いのですが、みんなが角のとれた無難なキャラクターになってしまいました。
セリフもそれぞれが悟ったようなことを上から目線で話す、これは耐えられなかった…。

人間そんなものじゃないと思うのですよね、
ダメなやつはやっぱりダメ。でもそれなりに成長する。
個人と個人の間には解り合える部分とそうじゃない部分があり、
変らない(変えちゃいけない)関係が存在する。
じゃないとつまらないです、だからつまらなくなった。
立上がり当初は、久世光彦さんのドラマのような雰囲気を期待していたのですが、奥行が浅かったみたいです。

家出した母親「加乃子」(高畑淳子)が戻ってきて、自分と家族を見つめ直してゆく。
彼女のモラトリアムです。
結局、加乃子の話で終ってしまっているのです。
「男はつらいよ」の寅さんは何度更正しようと試みても、モラトリアムのままでした。
それを描き続けたからマンネリだけど新鮮な映画だったのですね。
山田監督は偉大です。

Miércoles, treinta de septiembre 2009

(Hatena::Diaryより転載)

識字障害

旧 8月11日 赤口

昨日、本の話を書いたので関連。
新聞の新刊案内で、
「僕は字が読めない-ディスレクシアと戦い続けた南雲明彦の24年-」(集英社インターナショナル)
という本が出ていて興味をもったものです。

知能には問題が無いのですが、字を読むことができない、または書くことができないという人が、いるそうです。
症状には個人差があり、発生の割合は言語によってばらつきがあるということ。

ラテン語(ローマ字読みのできる)圏であるイタリアでは比較的少なく、英語圏では多いそうです。
英語は表記と発音のルールが難しく(例えば、Aはエイとア、Iはアイとイと複数の読み方をする)
日本語でもかなの学習段階では見つからず、漢字の学習から困難になる例が多いようです。

ただし、識字障害をもっていても活躍している著名人は多く、
政治家、科学者、役者、ミュージシャン、芸術家、小説家とあらゆる分野にわたります。
ネットでこの件を検索していたら、養老孟司さんが「麻生(前総理)は読字障害だ」
とぶっていたそうで。だからバカじゃないって養護してたんですが、
原稿がなくても変なこと言ってたからごれは違うでしょう。

Martes, veinte y nueve de septiembre 2009

(Hatena::Diaryより転載)

本が売れない?

旧 8月10日 大安

先週の産経新聞の特集で「本が売れない」というのをやってました。
実際、雑誌も新刊も売れていないらしく、数少ない売筋と売場の一等地に並べる本をどうするかが本屋に残されたMD(マーチャンダイジング)です。
そう書いている新聞だってやばくって、押し紙(販売店が買取る実際にはうれない新聞)の問題を抱えているし、産経などは政権交代で存在意義すら危ないです。

私はどちらかっていうと本が好きなので良く読みますが、最近の程度の低い小説や、読後に後悔するハウツー本に辟易なところがあって、簡単には新刊に手を出さないようにしています。
雑誌や新聞の紹介欄がやばいんですよ、読みたくなっちゃう。

命短し恋せよ乙女

40歳を過ぎた頃から、時間が無限にはないということを意識するようになりました。
だから、やりたいこと、読みたい本も絞らなくてはいけないと思っているのです。

本も近い将来、オンデマンドになって、音楽のCDのように更に売れなくなっていくのでしょうね。
でもレコードに今でも魅力があるように、紙とインクの匂いは忘れられないと思います。

Lunes, veinte y ocho de septiembre 2009

(Hatena::Diaryより転載)

テレビでスペイン語

旧 8月7日 友引

空気はすっかり秋めいたのに日差しは強く汗ばむ陽気です。
こういう天候の日は、地中海の秋もこんななのかなと想像します。
ブドウの収穫期は雨が少なく、ある程度の強さの日差しが良いと聞きます。
(最後に糖度を上げるそうです)

木曜の深夜にNHK教育で「テレビでスペイン語」という番組があって見ているのですが、昨日が半期の最終回でした。
5月から見だしたのではじめの一月ほど欠けて見ました、学力はどれぐらい上がったかというと、まだまだです…。

今回の講座はスペインに旅行に行くというテーマで、アエロムンドという飛行機の中で、旅のフレーズを勉強するという設定です。
監修の粕谷てる子先生の趣味もあるのか、食に関する教材が多く、
楽しく興味がもてます。
「もっとアンダルシア」という旅行記の中では、ヘレスでシェリー酒の醸造所を訪ねたり、他にもオリーブオイルやハモンセラーノ(生ハム)の製造を見学したりと食品業をやっていた頃に見ればもっと勉強になったのにと感じます。

他の語学番組も案外楽しいのかもしれません、調べてみましょう。
10月からの講座は、一昨年の再放送ですが、~味なスペイン~という
料理をテーマにしたもののようです、楽しみです。

Viernes veinte y cinco de septiembre 2009

(Hatena::Diaryより転載)

連休

旧 8月6日 先勝

いわゆる「シルバーウィーク」が終りました。
5月の「黄金週間」がゴールデンなのに、なんでシルバーなのかと子供のような疑問をもっていたのですが、(シルバーを形容詞化するとシルバリー)
「ゴールデンウィーク」という言葉自体がコテコテの和製英語なので、
なにが正しいとか考えるのも無駄なようです。

敬老の日や彼岸のイメージも合わせて「シルバー」というのはちょっといただけません。
個人的には「プラチナウィーク」の方が好きです。

例によって高速は大渋滞したようです。
私は細々とした用事やお出かけを繰返しながら、
先日からやっている家の荷物の整理をしました。
案外この時間を整理や掃除につかった家は多いようで、
昨夜はマンションのゴミ捨て場の「燃えないゴミ」が、
あふれかえっておりました。

Jueves, veinte y cuatro de septiembre 2009

(Hatena::Diaryより転載)

エコナの件

旧 7月30日 赤口

花王の食品部門の看板商品、「エコナ」が発売自粛をしています。
油脂に含まれる「グリシドール脂肪酸エステル」が分解されて発ガン性物質を発生する疑いがあるからだそうです。

この事に関して詳しい知識はありませんが、少し大げさじゃないかなと思います。
エコナは「体に脂肪がつきにくい」っていうのがウリで、商品のラインアップには特定保健用食品に指定されているものもあります。

一般的なものや、古典的なものでなく何か特徴があるというのには「理由」があって、それが害になる可能性は常に潜んでいる。
と私は考えます。

言い方を変えると、長い間の知恵は現代の科学よりも安心できる。
少なくとも食品に関してはそう思います。

だからって技術を否定するわかじゃなくって、その程度のリスクは現代の社会に生きている以上さけられない。
だからエコナの件も大げさに感じるのです。

Viernes, dieciocho de septiembre 2009

(Hatena::Diaryより転載)

新しい内閣

旧 7月29日 大安

昨日、鳩山由紀夫氏が内閣総理大臣になり、新しい内閣が生まれました。
以前自民党で大臣をやった人もいるけど、かなり新鮮な顔ぶれです。

藤井さんや長妻さんがはずれそうだったのに、適所に配置したのは
好感がもてます。
近年の自民党は期待を裏切るのことが多かったので(だから野党になるのだけど)こういう意外性は逆に効果があるでしょう。

国家戦略局の菅直人はなにをするのでしょう。
パフォーマンスだけの人だから、官僚と対決だけしてもらって
あまり害が無ければいいと願っています。

Jueves, diecisiete de septiembre 2009

(Hatena::Diaryより転載)

今年の芥川賞

旧 7月27日 先負

先月号の文芸春秋を読みかけでほっぽらかしていて、今頃になって、それに載っていた芥川賞の「終の住処」を読みました。

主人公の男性が30歳過ぎて「遅い」結婚をしてからの20年程の歳月の物語です。
文章のテンポと時間や空間の描写が巧みで、夢の中にいるような心地にさせてくれるのですが、後半やや強引に夢から覚されてしまいました。
巧みなのですが「技」にこりすぎた作品かと思います。
これが文学っていえばそうなのかもしれないけど、読んで咀嚼して何か、というのには薄っぺらさがあるのではないでしょうか。

今月の文藝春秋では、浜矩子さんの「ユニクロ栄えて国滅ぶ」というおもしろい論文があります。
デフレスパイラルに警笛を送っているのですが、さっそく、経済学者などがかみついているようです。

これに限らずウェブでエコノミストや経済学者の書いた物を読んでいると、右や左や上や下の多数の異なる論理があってわからなくなります。
語ってばかりでなく、表舞台でなんかやってくれればいいと思うのですが、竹中平蔵みたいにあいまいな結果になるのがオチでしょうか?

Martes, quince de Septiembre 2009

(Hatena::Diaryより転載)

日比谷のカメ

旧 7月26日 友引

昨日の「噂の東京マガジン」で、都内の外来生物の駆除をやってました。
特定外来生物や要注意外来生物は繁殖力が強く、
生態系に影響を与え、在来種の絶滅につながるので問題視されています。

うちの左吉のふるさと日比谷公園でもカメの捕獲をしていました。
スッポン(これは在来種)も住んでいるのですね。
でも、圧倒的に多いのはミシシッピーアカミミつまりミドリガメ。
うちの左吉は赤ちゃんカメの頃日比谷公園にいたのですが、
あれだけ大きなカメがわんさかいれば子カメもいるわけです。

やつらは別名「スライダー」といいます。
この名前はひなたぼっこしている時に人なんかの気配を感じて
水に潜るのが素早いところからきています。
うちのカメも私が帰ってくるとすさまじく動いています。
そんな臆病なカメですが、適応力、繁殖力は強いらしく、日本に多数繁殖しています。
だいたい近くの池なんかで見るのはこいつですよ。

アメリカじゃ食用になるようなんだど、食べられないのかな?

Lunes, catorce septiembre 2009

(Hatena::Diaryより転載)

iPhoneで聴く

旧 7月23日 大安

昨晩、ビートルズのリマスタをPCに入れました。
その前に、iTuneのアップグレード。iTune 9になりました。

そして予定どおり、appleロスレスで読みこみ。
appleロスレスというのは圧縮してファイルを保存するのだけど、
再生時に元に戻すので(可逆圧縮)、理論的には音質劣化がないという方式です。
そのかわり圧縮するといっても、mp3やAACに比べるとずっと大きいので、データが大きいとうのが欠点です。

私のiPhoneはメモリが全然余っているので良いのですが。

バージョンアップのおかげか、圧縮が低いからなのか、
いつもより全然速く読込みました。
おそらくアルゴリズムを変えたのでしょう、アップグレードはこうあってほしい。
soundit!も新しいのは速くなっていました。
(adobeなんか重くすることしか考えていない…)

で、今日iPhoneで聴いてみました。
全体に楽器の音がきれいです。特に生楽器(パーカッション、ピアノ、アコギ)。
それとバランスが良いので、ボリュームを上げてもうるさくありません。
しばらくは、通勤が楽しくなるかもしれない。

Viernes, once septiembre 2009

(Hatena::Diaryより転載)