そういえば

今日はぼーっとしていて、ブログを書く気力が少ないので、
昨日書いた続きで、寅さん映画について知っていることをいくつか書きます。

松村おいちゃんの死で、おいちゃんは三人とも亡くなりました。
あたりまえですが三人とも名バイプレーヤー(脇役俳優)でした。

三崎千恵子さん(おばちゃん)の千恵子は倍賞さんと同じ字です。
共通点が意外なことに、歌から入ったこと。(倍賞千恵子はSKD)

「男はつらいよ」は映画に先がけテレビで放映されています。
最終回には寅は沖縄でハブに噛まれて死んでしまいます。
それを見た視聴者が、「何故殺した」の大クレームで、
山田洋次を動かし、後年の映画化になったといいます。

初期作では寅は人情のわかる人間というよりは、ただの乱暴者で、
これは脚本や監督をつとめた森崎東が構想していたそうです。

今日はここまで。

(Hatena::Diaryより転載)

松村おいちゃん逝く

2005-06-28

今日ニュースになっていましたが、寅さんの二代目のおいちゃんの
松村達雄さんが亡くなっていました。享年90歳だったそうです。

男はつらいよのおいちゃんは、初代が(テレビ時代から)森川信、
二代目が松村達雄、三代目が一番長い下条正巳です。
松村さんの話し書いててなんですが、やはり一番好きなおいちゃんは
森川信でしょう、「ばかだねー」の台詞です。
この森川さんの急逝で、9作目から松村おいちゃんになります。

松村達雄は多種のジャンルの映画にでています。山田映画も多いです。
個性的な脇役ですが、後年は黒澤映画「まあだだよ」で主役もつとめています。
なにしろ、笑ってよし、怒ってよし、泣いてよし、ぼけてよしのキャラです。
その強いキャラで、NHKのBSの創世記のキャラクターのひとつ、
”うさじい”のイメージになり声も演じています。
地上波よりはるかに映画を観られるBSはその頃とてもよく使っていました。
(今はケーブルテレビ)

実は私は松村おいちゃん前の「純情篇」が好きです。
松村達雄はおいちゃんでなく、医者で登場します。
この映画は、マドンナが若尾文子で、なんと森繁久禰も出ています。

「実は私に好意を持っている人がいて困っていると」寅を牽制するマドンナの言葉を
勘違いして、寅は医者(松村)に掛け合いにいくというオチの話です。

なににしても、また柴又の住民が一人減っちゃいました、合掌。

(Hatena::Diaryより転載)

飲み疲れ

土日に友人の結婚式で宮崎にいってました。
昨日の帰りに日中からビールの飲み過ぎで、今日はグロッキーです。
朝、起きて仕事にはいったけど、夜まで何も食べれないほど気持ち悪くて、
夕方「申し訳ないけど」って横になっていました。
今週は少し控えます。明日からはしっかり働くなくては。

というわけで、ブログも明日から気合いをいれましょう。

(Hatena::Diaryより転載)

ひばり姫

2005-06-24

今日、6月24日は美空ひばりの命日です。
昭和の歌姫でアイドルです、映画もすごく沢山出ています。
私は昔はあまり好きではありませんでした。
でも最近は歌が好きになっています。

息子が、加藤和也という人で、「マネーの虎」という番組に出ていました。
この番組は深夜帯のころ好きでよく見ていました。
深夜からゴールデンタイムに進出して失敗した代表的な番組です。
数字だけを考えて、ユーザー不在なんですよ。
今でもそうです、今は逆に深夜がつまらないです。
テレビというものを時間帯によってはひとつのメディアと考えないほうが
よいと思うのですがね。

今週は、土日ともブログお休みします。
また、来週!

(Hatena::Diaryより転載)

乱れる

2005-06-23

「乱れる」 1964年 東宝
高峰秀子主演、未亡人とその亭主の弟との恋愛を描いています。
弟役は加山雄三、その姉に草笛光子、白川由美。
母親が三益愛子です。

高峰秀子は1924年3月27日生まれですから、このころ40才。
(小林桂樹と4ヶ月違いで学年が同じです)
60年前後からは、仕事のペースが少しゆっくりなっています。
夫婦でいる時間をとても大事にしていたそうなので、そうなるのでしょう。

さてこの映画も彼女の演じる「女」につきます。
同じ共演者と歩くシーンなのに、始めの頃は姉、後半は女の表情になっています。
ラストシーンでは、泣き顔の中に少女を感じさせる、せつなくきれいな表情です。

ところで、この映画のテーマの社会的背景は、スーパーマーケットの進出と地元商店街です。
このころ、まさに流通革命で、映画中でも中北千枝子の演じる奥さんが言うように、
”旧来の商店の仕入値よりもはるかに安く売る” スーパーが現れます。
今では、セブンイレブンの方がイトーヨーカドーより大きいですし、
ダイエーの凋落も見てきましたから、スーパーも散々ですが。
この頃は破壊的な存在です。
そして70年代まで、商店街を潰し、台頭してゆくのです。

この映画にでてくるのが「清水屋」というスーパーですが、
千歳烏山にある「シミズヤ」ではなく、静岡の清水が舞台でした。

(Hatena::Diaryより転載)

高峰秀子

2005-06-22

もう、何度かこのブログに書きました。

ブログを立ち上げた頃は、1960年代の東宝の娯楽映画の傾倒が強くて、
高峰秀子などはあまり関心がありませんでした。
こういう形でわずかでも書いていると興味が膨らみ最近は50年代以前も良く観ます。
(特に、ケーブルテレビで「成瀬巳喜男特集」などやっているので)

観ているとこの人はいろいろな役をこなします。
強い女、弱い女
お嬢さん、商売女
利発な女性、頭の弱い女
娘・妻・母(このままの題名の映画にも出ています)
もっとも、子役時代もあります、ただ、それはまだ私は知りません。

よく考えると女性を演じるのが上手い人なのです。
あたりまえのようで、あたりまえじゃないですね。
本人が本(脚本)を承知したら演じれる。
この人はこんな女性という殻や、壁がないのです。
役によってはいっそう垂れ目の情けない顔になりますし、違う役では凛とした顔になります。
とはいっても元のお顔がかわいらしいので、顔だけではそうきつくはなりません。
しかし、台詞や所作でうまく演じます。

高峰秀子は文才もあって、随筆(こう言わなくなってますね、エッセーか)も書いていますし、
シナリオも書いてます。
最近少し読んでます。
関係人物(旦那さんの松山善三始め、黒澤監督、成瀬監督、木下監督、いろいろな役者さん)
などもことも書かれていて面白いです。
理解がまとまったら、また書きます。

デコちゃん永遠に。

(Hatena::Diaryより転載)

大映青春映画

「渇き」 1958年 大映
出生街道を走る裕福な役人の妻がスケートのコーチの学生と
不倫に陥るストーリーです。
1958年ですから、感覚的には今よりもっとインモラルな話です。
その辺の描写はとても良いです。

ただ、この映画は爽やかなシーンが多く、例えば
妻(山本富士子)と相手の学生(川崎敬三)がデートするシーンや
学生の集まりのシーン。
これらは大映的でなく、東宝的なのです。
山本富士子がアメリカっぽい看板の前でポップなピンクのワンピース
で現れるシーンなど、岡本喜八チックだったりもします。

私は今迄書いたようにこの時代の大映の映画好きです。
でもこういう演出は中途半端な気がします。
大映は役者不足で、この映画にもやはり足りません。
大映は美人女優は数いるが、男優の玉不足、まさにそうです。
(唯一の救いは、「柴田吾郎」(本名)時代の田宮二郎が出ているくらい)

これが、東宝なら、主役級で三橋達也、宝田明、平田昭彦、佐原健二など
いくらでもいるのです。

まあ、この映画は山本富士子を観るだけで価値があります。
そういえば、森繁との共演作「如何なる星の下に 」ってまだ書いてないですね。
近日中に書きま-す。

(Hatena::Diaryより転載)

くちづけ

「くちづけ」 1955年 東宝
不思議な三部作映画です。
監督が三人いるので、それぞれを監督していると思われます。
(筧正典、鈴木英夫、成瀬巳喜男)
製作が、藤本真澄、成瀬巳喜男の連名なので、総監督が成瀬という感じでしょうか。

一話が「くちづけ」:青山京子(この人は良く知りません、時代劇が多いようです)、
杉葉子
ニ話が「霧の中の少女」:司葉子、中原ひとみ
三話が「女同士」:高峰秀子、中村メイ子
それぞれに関連はありません。

それぞれ、年代の違う女性のコントラストを描いています。
(どちらかの恋愛を含め)
フォーカスが一話ごとに上の年代を狙っています。

一話では、青山の恋愛の中に杉の過去の思い出が重なるのですが、
三話では、高峰から見た、中村の恋愛を書いています。

ニ話は、藤原釜足と清川虹子の夫婦の娘、司葉子の学生友達の小泉博が遊びに来ます。
そして、司の妹、中原ひとみも含め休みを過ごすのですが、
両親は娘に万が一の事があるかと思うと心配です。

そこに飯田蝶子おばあちゃんがうまく介入します。
大人の意見を牽制して子供に味方します。
人数の少ない家族だったら亀裂になるところも、年寄りがうまく調整する。
そうか、そんな機能が昔はあったんですね。

三話はキャストが豪華です、上原謙、小林桂樹、チョイ役ですが、八千草薫も出ています。
大袈裟な演出ではないのですが、高峰秀子の細かい表情がとても良いです。

(Hatena::Diaryより転載)

遺産相続

「女系家族」 1963年 大映
大映黄金時代の映画です。大映カラーです。
製作は当然、永田雅一、原作 山崎豊子です。
キャストは、京マチ子、若尾文子、中村鴈治郎、田宮二郎などです。

ある大店(おおだな)の主人(が亡くなります。
三代続いた女系の店でその主人も養子です。
残された子供も娘が三人。
遺言があるのですが、その管理は番頭にとの故人の意志です。

生前は真面目な養子の商売人を演じていた主人に、妾がいました。
そして、相続問題は大騒ぎ。

長女が、京マチ子。
妾が若尾文子。
番頭が中村鴈治郎。
長女の踊りの師匠で、ちょっと怪し気な田宮二郎。
みんないい味だしています。
三女の役で若い高田美和もでています。

しかし、花田家でいま話題の遺産相続ですが。
この映画の話では、戦後の変化、
民法改正や、妾とういものの変化も考えさせられます。

最後に大逆転があり面白いです。
私の決めた大映の三大女優は、京マチ子、山本富士子、若尾文子です。

これからも彼女等の映画をかいていきますよ。

(Hatena::Diaryより転載)