森繁社長のお昼

森繁社長の昼ごはんはもっぱらざるそばです。

先日、ケーブルテレビで三谷幸喜が自分のすすめる映画について語っていました。
その中に「社長漫遊記」も入っていたのですが。
そこで、ザルソバを食べるシーンを「ゆるい」「話が進まない」と若干けなしていました。

しかし、ザルソバシーンは社長シリーズでは数多く、しかもキャラクターの味付けに役立っています。
漫遊記でザルソバをはさみで切りますが、
これなんかは「三等重役」にもそうめんをはさみで切るシーンがあり、わかる人にはわかります。

三谷さんはそれまでに社長シリーズは観たことがないと言っていましたから仕方ないですが。
だったら、語らなくてもいいのに、と思います。

(Hatena::Diaryより転載)

森繁の食べるシーン

へそくり社長では、社長は奥さんから厳しい食事制限を受けています。

お米のごはんは駄目。
それ以外も食べ過ぎ、飲み過ぎは駄目。

彼はいつも「米の飯を腹一杯食いたい」と思っています。

そんななか、会長の令嬢(八千草薫)の夜のお供をし、
芸者遊びの後、寿司をたらふく食います。

いい食べっぷりで、
「いやー、お兄さんうちの三倍は食べなすったわ』とお嬢さんに感心されています。

森繁の食べるシーンは社長シリーズの特色のひとつで、
社長太平記でも「早食いしか能のない元二等兵」社長を演じています。

明日は、お昼のザルソバへ。

(Hatena::Diaryより転載)

ブス女優?

昨日飯田蝶子と書きましたが、飯田蝶子は出ていませんでした。
書きたかったのは三好栄子のことです。

その前に藤間紫。
この人は12才の時に日本舞踊の宗家藤間勘十郎に入門し、この頃はすでにお師匠さんです。
でもいろいろな映画にもでています。
何年か前、78才の時に再婚しています。

三好栄子は、これはうろ覚えなのですが。
映画会社(多分PCL)に「映画は美男、美女だけでは作れない」とかけあって
自分を採用させたそうです。

そのとおり、若い頃から老け役、味のある脇役をこなし。
戦後は老獪な役を多くこなしています。
大人物の夫人役というのが多いです。この映画でもそうです。

悠木千帆(樹木希林)は似たようなスタンスで仕事していると思います。
顔の迫力は三好栄子が数段上ですが。

(Hatena::Diaryより転載)

へそくり社長

今日は「へそくり社長」のキャストを少し書きます。

まず。社長は森繁久彌、秘書が小林桂樹。
大株主が古川緑波(フルカワロッパ)、
前にも書きましたが、森繁は早大中退後東宝に入り緑波一座にも席をおいていたことがあります。
つまり旧知の間柄です。

社長夫人が、かつて書いた越路吹雪。宝塚出身です。
小林の恋人候補役が司葉子。後期の作品では小林の妻役が多い人です。
あと、三木のり平が出ています、加東大介はこの作品では出ていません。

若手の株主が、上原謙。加山雄三パパです。
先代社長の娘が八千草薫、上原に恋心をもちます。

大食らいと「どじょうすくい」を踊るぐらいしか能のない社長に、
小唄のひとつも覚えろと指示が入ります。

小唄の師匠は「本職」の藤間紫です。
森繁と古川を両方手玉にとる小悪女をやっています。

藤間紫の詳細と、飯田蝶子についてはまた明日。

(Hatena::Diaryより転載)

日本(にっぽん)人はごはん

「へそくり社長」 1956年 東宝
藤本真澄プロデュース&森繁社長のシリーズ一作目です。

今日から数日この映画で書きます。
実は毎日書いているとねたが尽きてしまいます。
ブログを始める時は書きたいことがいくらでもあって、
いや今でもあるのですが、いざとなると中途半端なことが多くてだめです。

さて、本題に戻ります。

この映画では、社長、田代善之助は妻にお米のごはんを食べることを禁じられています。

理由は、カリスマ先代社長は健康の為今の田代の年代からお米を一切口にしなかったから、
しまいには
「とにかく、日本人が短命なのはお米を主食にしてるからだって事が統計的に証明されましたのよ、
あなた」

なんていう始末です。しかし田代は米の飯が大好きなのです。

そんなさなか大株主の赤倉(古川緑波)は食事療法とかで「腹いっぱい、食えるだけ飯を食って」
と、田代の目の前でうな丼(画面を見る限りではうな重ですが)を二杯たいらげます。
ああ、かわいそうな社長…。

GHQ及びアメリカ政府は日本の文化を改造しようと試みたようです。
たとえば漢字やかなを使わせずローマ字にするとか。
食物に関してもそうでしょう。
しかし、あまりにドラスティックなことはやめたようです。

それでも、当時余剰だった小麦はどうしても日本の市場に出したかったらしく、
いろいろな活動をしています。
それに感化された馬鹿な日本人も活動しています。
学校給食のパンなんかはその際たるものですね。

妻(越路吹雪)の台詞は、そういう感化された馬鹿な日本人へのアンチテーゼに聞こえます。

量は減ったもの米を食べることをやめなかった日本人がやがて世界一の平均寿命になるなんて、
藤本真澄も笠原良三も想像していなかったでしょう。

(Hatena::Diaryより転載)

笑点

サントリーの「カテキン式」というお茶のおまけで、
出演者のキャラクターのスタンプかついていたので集めていたのですが、全部揃いました。

画像は↓
笑点スタンプ

そして、過去の笑点のことを考えたら、三波伸介を思い出しました。
戸塚睦夫 、伊東四朗と「てんぷくトリオ」を組んでいた人で、笑点大喜利にもでていました。

映画出演も以外と多いのですが、実は日芸の映画学科を中退してコメディアンになっているのです。

「喜劇・男の顔は人生よ」 1971年 日活
三波信介演じるガソリンスタンドの主人が借金の手形に振りまわされます。
そして行きつくところにあらたな金づるが見つかりますが…

先日触れた、岡本喜八監督の「地獄の饗宴」、「殺人狂時代」にも主演していた砂塚秀夫がでています。
この人の情けないチンピラ役は天下一品です。
夏純子もでています。当時日活所属ののちょっとエキゾチックな女優さんです。

(Hatena::Diaryより転載)

寅さんがタバコを吸わない理由

結論からいうと表題の理由はわかりません。
タバコを吸わないことは前から知っていましたが、
理由は考えたことがありませんでした。

「寅さんがタバコを吸わない理由」 大森幹雄 著 三省堂
(理由=わけ、と読むらしい)
じつはこういう本が出ているのです。
ちょこっと見たら寅さんの話ばかりでなく、映画に関するコラム集で、
刑事コロンボの葉巻や、アラン・ドロンのゴロワーズにまじって寅さんの項もあるという感じです。

なぜタバコを吸わないか?本当のところ、わかるのは山田洋次や森崎東でしょう。
この本にも正解は書いていません。わからなくていいと思います。

今後も映画を見ながら理由を考えたいと思います。

(Hatena::Diaryより転載)

江利チエミのサザエさん

昨日書いた仲代達矢の出た映画を調べていたら、
サザエさんでノリスケ役をやっているというのをみつけました。

江利チエミの実写版サザエさんです。存在は知っていましたが
まだ観たことがありません。

藤原釜足が波平、清川虹子は舟というのもいいです。
シリーズもので、東宝の色々な役者も出ている様です。

いやー観てみたいです。

(Hatena::Diaryより転載)

仲代達矢

昨日書いた「殺人狂時代」で主役をつとめています。

黒澤映画にも多く出演しています。
主役、脇役、ナレーションとなんでもこなせる俳優さんです。
またコミカルやな役もシリアスな役もこなします。

「天国と地獄」では犯人を追い詰める刑事役です。
これ以前の映画では、志村喬、三船敏郎も刑事役をやっています。
そのへんをくらべるのも面白いです。

(Hatena::Diaryより転載)

岡本喜八

本日、岡本喜八監督が亡くなりました。
おくやみ申し上げます。

東宝の名監督です。
このブログでは以前に「地獄の饗宴」を紹介しています。

60年代では、「日本のいちばん長い日」(1967年)が代表作のひとつです。
今日書くのは、その直前に作った映画。

「殺人狂時代」 1967年 東宝

今見ると面白いのですが、上映直前にほされたり、
いざ上映したら客動員がさんざんだったりと辛酸を舐めたようです。
団令子の顔が細いです。一番スリムな頃かもしれません。

(Hatena::Diaryより転載)