これはかなりダメだよ。

旧 9月2日 先負

昨日イベントがあって今日は数年ぶりのひどい宿酔いだったので、それを書こうかと思っていたら総理が辞任しました。二代続いてのサプライズ辞任。

内閣総理大臣は行き詰まった時ふたつ権限があって、衆議院の解散と内閣総辞職です。
総理の辞任は自動的に内閣の総辞職なのですが、総理は誰かに譲るよ、ってところが違います。
象徴天皇制の今の日本では国の最高権力者は内閣総理大臣です(英語では『大臣の長』)。

通常、権力を手に入れたものは、手放すことを拒みます。それは歴史を読んでも、自分の知ってる現代史でも明らかです。今の日本は封建国家でも独裁国家でもないので勝手気ままに国家を運営するうまみはありませんが、そんな民主主義の国でも通常は権力を簡単に放棄しません。
かつて吉田茂は鳩山一郎がパージをうけ総裁を引き受けましたがその際、「いつでも返す、辞めたい時には辞める」と啖呵をきりました。しかしその後吉田は総理、総裁の椅子に恋々とし、最後はかなりぶざまに辞めました。
(その孫が鳩山由紀夫と麻生太郎)

田中角榮も総理としての政治生命は短かったものの、闇将軍として君臨し竹下の裏切りまで政界を牛耳っていました。「やりたいことがある、俺じゃなくてはできない」という気持ちが強いと思うのです。
安倍さんは短命の総理でしたが自分の成す意志を感じていました、結果病の辞任でした。それにひきかえ今回の福田さんは、学級委員や町内会の会長を辞める程度の重みしか感じません。

私が今回の辞任の原因のひとつと想像するのは、自民党の派閥や長老(これは福田さんがコントロール、調整できる)ではなく公明党の意志で国会の会期を決定させられてしまったことです。今の自民党の敵は民主党ではありません。この連立を解消することが一番いいと思うのですが、次が麻生さんだとそうはいきませんね。

(Hatena::Diaryより転載)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です