ホープさん、サラリーマン虎の巻

旧 1月10日 仏滅

「ホープ君さん、 サラリーマン虎の巻」 1951年 東宝
4日前のブログで触れた、源氏鶏太原作、小林桂主演の映画です。
サラリーマンの出世物語で、小林桂樹が主人公のホープさん、社長が志村喬、秘書課長が東野英治郎。
ヒロインは高千穂ひづる、パージで休職中の前社長が小川虎之助です。

志村喬が妙演で、新潟の芸者と浮気をするシーンでは若干、社長シリーズの森繁を感じさせます。
社長夫人が沢村貞子、社長のお目当ての芸者が花柳小菊というキャストです。
そうそう忘れてはいけないのが給仕の井上大助、この後のいくつかの映画でも給仕として登場します。

この映画の半年後には三等重役が放映されます。
社長シリーズを含む小林桂樹のサマリーマンシリーズの始まりです。

さて、今日のブログで使った「パージ」「給仕」という言葉です。
パージは公職追放、これは社会科でならいますね。
給仕というのは、英語のウェイターの訳のようですが、今では飲食店の給仕の意味しか存在しません。

当時会社にいた給仕とは下働きの少年で、各種雑用をこなします。
一般の事務員よりは低学歴、あるいは低い家の出身のものが就業します。
社会の民主化や経済成長でいつしか聞かなくなりました。
格差社会っていえば、格差ですよね。
でも、今言われている格差よりよっぽど明るくて建設的であった気がするのですが。

(Hatena::Diaryより転載)

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