スタジオはてんやわんや

昨日の最後の山本富士子のネタですが。Wikipediaにこんな逸話が載っていました。
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●鋭い感性を持ち、美女だろうと女性には大変厳しいことで知られる作家の三島由紀夫は自分の小説「にっぽん製」(1953年)の映画化の時、主演する富士子と会って話をした。三島はその時の富士子の印象を「外見だけでなく内面も素晴らしい女性」と絶賛している。
●富士子の実家には男兄弟がなく、また、姉も結婚し他家に嫁いでいたので、夫・丈晴は婿養子となり『山本』姓を名乗るようになった。
●富士子は日本銀行の就職試験をうけるも不採用となった経験がある。理由は長年不明であったが、後年、当時を知る日銀関係者がさる雑誌のインタビューで『山本さんは適性など能力は全くの無問題であった。ただあの美貌ゆえ、男子行員達が落ち着かなくなるのではと心配されて採用が見送られた。』と明らかにした。
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三島がどう感じたかはさておき、最後の話は凄いですね、マユツバですが山本富士子ならありなんって感じです。

今日は
「スタジオはてんやわんや」 1957年 大映

漫才の映画かと思ったら、大映のオールスター出演の宣伝映画です。
東京、京都の大映撮影所を紹介し(その中で、スターのハプニング的な芝居が入る)、その後東西のスターによる隠し芸の発表、という大映(映画)全盛期ならではのものです。時間は30分弱。

冒頭で若尾がインタビューを受けたり、京マチ子がファンに撮影をねだられたり、山本富士子が唄ったりと、三大シ女優も魅力を振りまいてます。
船越英二と高松英郎の漫才もあり(あっ漫才あった)、川口浩と川崎敬三のバンドなどもあります(これは演奏はしてないでしょう)。
西の隠し芸の見世物が、市川雷蔵、林成年、勝新太郎の舞です。予断が入っているのか、勝新の動きがやや遅れ、手の動きなども他の二人よりきれいでない気がします。
この頃の勝は永田に気に入られ、長谷川一夫路線を目指していましたが売れていないですから。

田宮二郎(柴田吾郎)なんかスターをとりまいているエキストラで主演している有り様ですもん。

それにしても、大映の役者を勉強するにはもってこいの一本です。

(Hatena::Diaryより転載)

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