週刊新潮は…

先日、久世光彦さんの件で週刊新潮にふれましたが、新潮は50周年ということで、創刊号完全復刻版というのを出しています。購入しました。

1956年、昭和31年。もちろん私は生まれていません。
戦後21年。経済白書は「もはや戦後ではない」と宣言した年です。

時代を感じる部分と、びっくりする程変わってない部分があります。
谷崎潤一郎や石坂洋次郎の小説が連載されているのは時代です。

一番感動したのは、「週刊新潮掲示板」というページです。
誰が書いているか?
・谷崎潤一郎
・麻生和子
・三島由紀夫
・湯川秀樹
・石坂洋次郎
・森繁久彌
・高峰秀子
凄くないですか?

三島の書き込みはこうです。
「文壇ボディビル協会設立したし。会員を募る。キャシャな小説家に限る。会長を川端康成氏にお願いしたい。目下会員は小生一人。事務所は三島由紀夫方庭内ボディビル道場」

三島の自決は14年後、川端の自殺はその二年後です。

この雑誌でひとつ残念だったのは、広告が現代のものなのです。それでもサントリー一社にしていて、もっともふさわしいメーカーといえばそうですが、ちょっとしらけます。
もっとも当時の広告を入れる訳にはいかないのでしょうが。

(Hatena::Diaryより転載)

「週刊新潮は…」への1件のフィードバック

  1. これ、教えて頂いてよかったです。私も早速買ってきました。ミスツバメの写真記事とか映画演劇欄とかも、とてもいい雰囲気ですね。記事を見ていると、「こんなにも世の中変わらないのね」と思います。50年前に30円っていうのも・・・たった10倍にしかなってないんですね。びっくりです。

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