小林桂樹の秘書シリーズ?

「三等重役」は源氏鶏太原作ということは書きました。その前に源氏鶏太原作の映画が二本作られています。

「ホープさん サラリーマン虎の巻」 1951年 東宝
「ラッキーさん 」 1951年 東宝
私は「ラッキーさん」しか観たことがないのですが、これは「ホープさん」「三等重役」という二つの原作を組み合わせています。なので、物語の設定が「三等重役」と重なります。
この作品は小林桂樹が主役で、河村黎吉も出ています。社長秘書に抜擢された幸運児(ラッキーさん)を中心にした物語です。
この映画は普通のサラリーマン映画に終わっています。これはやはり森繁という核を欠いているからだと思います。小林桂樹の少し抜けた秘書役というのは良いのですがそれを活かす周りがないのです。この二作の続編として作った「三等重役」の森繁と河村のからみが良くて続作を森繁主役でいこうということになったのだと予測します。

「社長千一夜」などが私の社長シリーズの入門で、三木やフランキーがあたりまえだったので初期を観るとびっくりしますが、もし森繁という役者を起用しなかったら、「小林桂樹の秘書シリーズ」というせいぜい「お姐ちゃんシリーズ」程度のものになっていたかもしれません。

勘違いしていただいては困るのですが、私は小林桂樹という役者を高く評価しています。彼の主演の「首」や「名もなく貧しく美しく」などもこのブログで取り上げています。上記のことは、社長シリーズという名作に比較していまいちだということです。

ところで、うちのグッピーがまた繁殖しました。先週親グッピーのお腹がパンパンだったのですがやはり産まれました。

(Hatena::Diaryより転載)

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