十代の性典

先日の社長シリーズの分類に「社長忍法帖」の正・続が抜けていました。やりなおします。誰からも指摘がないということは、いかに見られていないか…(寂しい)ですね。

さて、今日は脱線して。若尾文子の初期の作品、彼女をスターにした「性典シリーズ」です。1953年に「十代の性典」が発表されます。思春期の若者の性をテーマにした映画は、昭和28年当時かなり話題を呼んだそうです。

大映のニューフェースに同期で入った、若尾文子、南田洋子が共演します。南田は1955年に日活に移籍し、「太陽の季節」で共演した長門裕之と結婚します。このことはきっと皆さんご存じですね。
若尾は南田にライバル心を持っていたそうです。南田が移籍し、若尾は大映でスターになりますが、この当時は南田の方が美人顔かなーと感じます。二十代後半から魅せる若尾の妖艶さはこの頃(18歳)は影も形もありません。

このシリーズにはもう一人、マイナーだけど、映画好きなら必ず知っている女優さんが出ています。小田切みき、黒澤監督の「生きる」に出ている女の子です。目のくりっとした現代でも通じる愛敬顔です。

私は今日、「十代の性典」と「続・十代の性典」を観ました。
「十代…」は、「氷点」のような若干重く切ない感じ、「続…」は学園ドラマのルーツです。

他のキャストは、「十代…」では、東野英治郎、小沢栄で出ていた頃の小沢栄太郎。
「続…」ではこの前亡くなった根上淳、伊藤雄之助(これが面白い)。嵯峨美智子、藤間紫 、中村伸郎 あたりが私が知っている役者さんです。

若尾文子研究でした。

(Hatena::Diaryより転載)

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