東京おにぎり娘

「東京おにぎり娘」 1961年 大映
父(二代目、中村鴈治郎)の経営するテーラー(仕立て洋服店)を娘(若尾文子)がおにぎり屋に改装するというドラマです。
舞台は東京(おそらく新橋)で、中村雁治郎が「大阪生まれの江戸っ子」という無理したキャラクターを演じます。
他の共演者は、川口浩、川崎敬三、叶順子といった大映専属と沢村貞子、藤間紫、ジェリー藤尾といったフリーランスがバランス良くキャスティングされています。
先日書いた「しとやかな獣」でも登場する伊藤雄之助が怪紳士役で登場します。

いつも書いていますが、大映映画は専属俳優色が強くなりすぎて、例えば船越英二がいるだけで、爽やかさやお笑いの質が決定してしまう部分があります。(決してきらいな役者さんじゃないですよ)
その点、この映画は東宝娯楽映画は松竹などに近い感じがあります。

さて今日は、若尾文子の大映時代の年毎の映画主演本数を調べてみました。
ちなみに彼女の生年月日は1933(昭和8年)11月8日です。
括弧内はこのブログで触れた映画。
1952-8
1953-9
1954-10
1955-10(幸福を配達する娘)
1956-15(赤線地帯)
1957-10(青空娘、夕凪)
1958-12(東京の瞳)
1959-11(浮草)
1960-9(女経)
1961-11(東京おにぎり娘)
1962-10
1963-6(女系家族)
1964-7(卍)
1965-8
1966-6(氷点)
1967-5
1968-4
1969-2
大映のスターシステムの中で、主演、準主演を数多くこなしてこの本数はすごいと思います。もっと紹介しなくてはいけませんね。

(Hatena::Diaryより転載)

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