中北千枝子

2005-09-15
中北千枝子が亡くなりました。79歳だったそうです。
このひとは脇役としてとても多くの映画で、個性的な役を演じています。
見かけはやさしそうな平凡な顔立ちですが、だからこそかな?、どんな
役でもこなします。

過去にこのブログでは、成瀬巳喜男の「女が階段を上る時」と「乱れる」
と岡本喜八の「地獄の饗宴」について書いたとき彼女について触れました。

脇役で100%の力を出せる人で、主演は少ないのですが、「素晴らしき日曜日」という1947年の黒澤映画で主人公を演じています。
ちなみに、脇役という響きを嫌って、「バイプレイヤー」なんていったりしますが、いいかえても意味は変わりません。私は数多くの名脇役が映画を作っている-誇るべき役割-と思うので、あえていいかえません。
話がそれました、「素晴らしき日曜日」は、若いカップルが日曜日に色々な所をデートし、細かいドラマを重ねていきます。ラストは日比谷公園でのシーンで映画を観ている観客に拍手をもとめ呼びかけるという有名な演出があります。

中北千枝子は名プロデューサー田中友幸の奥様で、田中プロデュースの映画にも何本も出ています。
それにしても、また名優が旅立ちました、合掌

(Hatena::Diaryより転載)

「中北千枝子」への2件のフィードバック

  1. はじめまして。
    「素晴らしき日曜日」はいい映画でしたね。東京の焼け野原をオールロケで映し出し、あまり売れていない俳優で等身大の若者を描くという手法で撮られた映画ですが丁寧に撮っているのに好感が持てます。ラストの呼びかけるシーンでは思わず手をたたきそうになりました。年に不足はありませんでしたが、中北千枝子はいい女優さんでしたね。

  2. tetorapotさんはじめましてコメントありがとうございます。どんな役でもその役の「中北千枝子」がいる、地味な役でも埋もれないという素晴らしい役者さんでしたね。tetorapotさんのブログ拝見しました。映画のことを書いているようでこれからもよろしくお願いします。

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