60回目の終戦記念日

今日は60回目の終戦記念日です。
いろいろ考えることがあるのですが、今朝の産経新聞に、
25年前の三島由紀夫の書いた文章が載っていて、
それを読んだらますます複雑になりました。
(自決の数ヶ月前です)

太平洋戦争で今の日本人からみて複雑なのは、
アメリカと戦争をして、アメリカが日本の都市を空爆し、
日本が敗戦したのだから、日本はアメリカに負けたという面と
中国、韓国、北朝鮮に進出したことは確かで、敗戦に関して
ソビエトもその権益にからんでいたこと。
つまり日本から東を見るのと、西を見るのと両側の敗戦があるということです。

戦後は
アメリカは占領し、ある程度好きにやったけど、日本と安保条約を結び
自分の体制に組み入れることを良しとしました。
中国や韓国は経済的には日本の力を借りながらも現在に至っては
ある種の反感をもっている部分があります。
それぞれの方から見ると今の日本がいろいろに見えます。
憲法を変えちゃいけないとか、
原爆を落としたアメリカが悪いとか。

日本人が日本人の立場で考えるとどうなんでしょう。
少なくとも明治から流れてきた時間。
それが敗戦だけで変わってしまう、そんなことはないはずです。
司馬遼太郎は、終戦前の数年間日本人が以上になったという
史観を書いていますが、私は反対です。
逆に続く何かを考えなければいけないと思います。
それを真剣に思い詰め、考えない人間が批判的に見えてきて
三島は絶望したと考えています。

(Hatena::Diaryより転載)

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