田舎の消失

「鰯雲」 1958年 東宝
これも、成瀬巳喜男特集でやっていました。
農村に住む人々を描いたドラマです。
まず、ある農家の未亡人(淡島千景)の登場、そして彼女の実家、その分家の
人々が登場します。
いつものごとく、東宝美人女優登場です、新玉三千代、司葉子、水野久美(若い!)。

それにしても、淡島千景と司葉子の百姓は無理があります。
でも十分見ごたえがあります。
昔はギャグがなく、テンポも早くないこいういの苦手だったのですが、
(小津映画なんかみやしなかった、市川崑とかが好きだったのです)
最近はわかってきました、単に年をとったのかもしれません。

一番印象的なのは、この舞台が神奈川県(厚木周辺)なのです。
最初は、東北か北関東のどこかだと思っていました。
他の映画で感じるのですが、戦後かなり早い時期には、銀座や新宿はもちろん
大阪や横浜などの都会はにぎやかになっています。
しかし、ちょっと周辺はこんな農村だったのです。

オリンピック前後の開発より、
バブル前後や最近の方が地方の姿を変えているかもしれません。
たとえば、厚木や、八王子には大学が移転して変わりましたから。

きっと映画に出てくる農村も今はマンションやショッピングセンターになっているのでしょう。

(Hatena::Diaryより転載)

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